パリを歩いていると、
「ここはギリシャ?それともローマ?」と思うような建物に出会います。
その代表が
パンテオン
マドレーヌ寺院
です。
どちらも巨大な柱が並び、古代神殿のような姿をしています。
しかし実は、この2つの建物はまったく異なる歴史と役割を持っています。
パリ旅行ではエッフェル塔やルーブル美術館が有名ですが、
この2つの建築を知るとフランスの歴史や思想が見えてきます。
今回は、
パリ初心者でもわかる「パンテオンとマドレーヌ寺院の違い」を紹介します。
パリ旅行をこれから計画される方は、
対象別・興味別、エリア別に整理したまとめ記事も参考にしてください。
それぞれのアクセス
パンテオン
最寄り駅
メトロ10号線 Cardinal Lemoine駅
RER B線 Luxembourg駅
どちらからも徒歩でアクセスできます。
カルチェ・ラタンの中心にあり、学生街の雰囲気の中にあります。

マドレーヌ寺院
最寄り駅
Madeleine駅
(メトロ8・12・14号線)
駅を出るとすぐ目の前に巨大な神殿が現れます。

それぞれの歴史
パンテオン
パンテオンは18世紀、ルイ15世の時代に
サント=ジュヌヴィエーヴ教会として建設されました。
しかしフランス革命の後、
この建物はフランスの偉人を祀る墓所へと役割を変えます。
現在は
ヴィクトル・ユーゴー
ヴォルテール
ルソー
マリ・キュリ
など、フランスの歴史を作った人物が眠る場所になっています。
つまりパンテオンは
宗教建築から「国家の記念碑」へと変化した建物なのです。

マドレーヌ教会
一方、マドレーヌ寺院の歴史は少し複雑です。
建設は1764年に始まりましたが、
フランス革命などの影響で工事は何度も中断されます。
さらにナポレオンはこの建物を
「フランス軍の栄光を讃える神殿」
として建設しようとしました。
その結果、完成した建物は
まるで古代ギリシャ神殿のような教会
になりました。
最終的には1842年に
カトリック教会として完成します。

建築様式の違い
パンテオン(ローマ風)
・新古典主義建築の傑作であり、その巨大なドームや内部の装飾、フレスコ画などが見どころです。特にフランス革命時代の精神パンテオンは
ネオクラシック様式(新古典主義)の代表的建築です。
特徴は
巨大なドーム
コリント式の柱
ローマ建築を思わせる構造
ロンドンのセント・ポール大聖堂や
パリのアンヴァリッドにも似た壮大なドームが印象的です。
内部にはフレスコ画や革命をテーマにした装飾があり、
フランスの歴史を感じる空間になっています。を反映した装飾が魅力的です。

<フランス革命を題材にした像>
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パリ旅行をこれから計画される方は、
対象別・興味別、エリア別に整理したまとめ記事も参考にしてください。
マドレーヌ寺院(ギリシャ神殿風)
マドレーヌ寺院は
完全にギリシャ神殿をモデルにした建物です。
特徴は
高さ30mのコリント式柱
52本の巨大柱
神殿のような外観
教会なのに、外から見ると
古代神殿そのものです。

内部には
「最後の審判」の彫刻
聖書をテーマにしたレリーフ
美しい彫刻作品
などがあり、芸術的な魅力が詰まっています。

またコンサートが開かれることもあり、
パリの文化イベントの会場としても知られています。

<パイプオルガン>
観光スポットとしての魅力
パンテオン
パンテオンの魅力は
フランスの歴史そのものを体験できることです。
地下には偉人たちの墓が並び、
フランス文化を築いた人物を知ることができます。
歴史好きの人には特におすすめの場所です。
マドレーヌ寺院
マドレーヌ寺院は
建築と芸術を楽しむ場所です。
豪華な彫刻や装飾が多く、
美術館のような雰囲気があります。
また建物の横には
ランチレストラン
「FOYER DE LA MADELEINE」
もあり、観光の休憩にもおすすめです。
まとめ
パンテオンとマドレーヌ寺院は、
見た目は似ていますが、実は全く違う存在です。
建物 役割
パンテオン フランスの偉人を祀る国家記念碑
マドレーヌ寺院 ギリシャ神殿のようなカトリック教会
つまり
パンテオンは「歴史の場所」
マドレーヌ寺院は「芸術と宗教の場所」
と言えるでしょう。
パリを訪れるなら、
この2つの建物を見比べてみると
フランスの歴史と思想がより深く見えてきます。
パリ旅行をこれから計画される方は、
対象別・興味別、エリア別に整理したまとめ記事も参考にしてください。

