エッフェル塔を一望!【シャイヨー宮】の歴史と見どころを徹底解説【パリ観光】

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シャイヨー宮とは何か?

シャイヨー宮(Palais de Chaillot)は、パリ16区のトロカデロ広場に位置する建築群で、エッフェル塔を一望できる絶好のロケーションにあります。元々は1878年の万国博覧会に合わせて建設された「トロカデロ宮」がありましたが、1937年のパリ万博に伴い大規模な改築が行われ、現在のシャイヨー宮となりました。

<エッフェル塔から見たシャイヨー宮で、上側に羽を広げたような白い建物がシャイヨー宮です>

パリ万博との関係

シャイヨー宮は、1937年のパリ万国博覧会(Exposition Internationale des Arts et Techniques dans la Vie Moderne)に向けて改築されました。この万博は「現代生活における芸術と技術」をテーマにしており、シャイヨー宮はその中心的な建築物の一つとして新たな姿を披露しました。広場からエッフェル塔を望む開放的なデザインが特徴で、パリの景観に欠かせない存在となりました。

<シャイヨー宮の間の広場からエッフェル塔を臨む>

建築の背景

1937年の改築プロジェクトは、建築家ルイ・アオベール、ジャック・カルルー、レオン・アゼマによって設計されました。トロカデロ宮を取り壊さずに新たな建築を組み込む手法が採用され、対称的な二つの翼棟が形成されました。この設計は、広場とエッフェル塔を一体化させる意図がありました。

シャイヨー宮の建築

設計と建設の歴史

シャイヨー宮の建築は、フランスのクラシックな様式とモダニズムが融合したものです。建物のファサードには新古典主義の要素が取り入れられ、広場との調和を重視した設計がなされています。

独特な建築様式

シャイヨー宮の特徴は、建物が中央を開けた形になっている点です。これにより、広場からエッフェル塔が美しく見える構造となっています。さらに、建築には彫刻やレリーフが施され、装飾性の高さも魅力の一つです。

<シャイヨー宮の間の広場からエッフェル塔を臨む エッフェル塔との一体感>

1937年の完成

1937年の万博に間に合うように工事が進められ、シャイヨー宮は同年に完成しました。この時点で、国立海洋博物館や人類博物館が宮内に設置され、文化施設としての機能も持つようになりました。

現代のシャイヨー宮

現在の利用状況

現在、シャイヨー宮には「建築と文化遺産の博物館(Cité de l’Architecture et du Patrimoine)」や「国立海洋博物館」「人類博物館」が入っています。観光スポットとしても人気があり、年間を通じて多くの人が訪れます。

周辺の観光スポット

シャイヨー宮の周辺には、エッフェル塔セーヌ川クルーズの乗り場、パシー地区など、多くの観光名所があります。特にトロカデロ広場は、夜景を楽しむ絶好のポイントとして有名です。

年間行事とイベント

シャイヨー宮では、美術展覧会や文化イベントが定期的に開催されています。また、フランス国定記念日や新年のカウントダウンの際には、多くの観光客が集まります。

シャイヨー宮のアクセス

行き方の詳細

シャイヨー宮へは、パリ市内から公共交通機関を利用するのが便利です。

メトロとバスの利用

最寄りのメトロ駅は「Trocadéro」(6号線、9号線)で、徒歩数分で到着できます。また、周辺にはバス停も多く、22、30、32、63番のバスが利用可能です。

シャイヨー宮からエッフェル塔へのルート

シャイヨー宮からエッフェル塔へは、トロカデロ広場を抜けてセーヌ川を渡ると、徒歩10分ほどで到着できます。

<上記の写真のシャイヨー宮から、トロカデロ広場を通り、セーヌ川を渡って一直線です>

シャイヨー宮の見どころ

庭園と広場の絶景

トロカデロ広場とその庭園は、エッフェル塔の絶景ポイントとして有名です。特に夕暮れ時や夜景の美しさは格別です。

展示内容と博物館

館内には、フランスの建築や文化遺産に関する展示が充実しており、歴史的建築の模型や遺跡のレプリカなどが見られます。

写真スポット紹介

シャイヨー宮のテラスは、エッフェル塔を背景にした写真撮影の名所です。特に、朝や夜間の撮影が人気です。

歴史的背景とその影響

ヒトラーとシャイヨー宮

1940年、ナチス・ドイツがフランスを占領した際、ヒトラーがシャイヨー宮のテラスで写真を撮ったことは有名です。これは第二次世界大戦の象徴的なシーンの一つとなっています。

1937年の万博の影響

1937年の万博では、シャイヨー宮と対峙する形で、ソ連とナチス・ドイツのパビリオンが建てられました。この政治的対立の舞台となったことも、シャイヨー宮の歴史的な意義の一つです。

フランス文化への貢献

シャイヨー宮は、フランスの文化や芸術を伝える場として重要な役割を果たしてきました。

訪れる際の注意点

観光客へのアドバイス

混雑時を避けるには、早朝や夕方の訪問がおすすめです。

撮影のルール

撮影時の三脚の使用は禁止されている場合があるので、事前に確認が必要です。

周辺施設情報

カフェやレストランも充実しており、観光の合間に休憩できます。

終わりに

シャイヨー宮は、歴史と建築、文化が交差する魅力的なスポットです。ぜひ訪れて、その魅力を体感してください!

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県です。
自動車会社でサラリーマンをやってました。
趣味は海外旅行で、行く対象は現地情報等徹底的に調べてから行きます。
ブログを立ち上げた理由
パリに行こうと決めてから、1年余りあり、そのタイミングで仕事も終わったので、図書館で毎日パリ関係の本を読んでいました。
その調査と、実際に体験したことを伝えてたいと思いブログを立ち上げました。
読んでいただく方にパリでの実情を理解して、できるだけ多くの経験をして有意義な旅行が出来る助けになればと思っています。まだまだ先ですが、実際にパリに行って分からないことがあると、旅行ガイドを引っ張り出して調べるのも大変なので、このブログで検索すれば、旅行ガイドブックと同じように役に立つようになれば良いと思って頑張りたいです。

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