【パリの眺めが美しいスポットは】美しいパリが、より美しく見えるスポットは

どれが一番

エッフェル塔:見ても美しく、見られても美しい

エッフェル塔の展望台は簡単な柵あるいは金網が設置されているだけの吹きさらしである。展望台は3つあり、高さは第1展望台が57.6m、第2展望台が115.7m、最も高い第3展望台が276.1mである。第2展望台までは階段でも昇ることが可能。

高さ: 324メートルですが展望台は276メートルです。
特徴: パリの象徴的なランドマークであり、鉄骨構造の美しさと優れた設計で知られています。夜にはライトアップされ、特にロマンチックな雰囲気を醸し出します。
やはりエッフェル塔の頂上からの眺めが最高で、パリの景色を一望でき、特に夜景は息をのむ美しさです。


他の眺望ポイントを断然引き離した高さを生かした眺望は素晴らしいと言わざるを得ません。
でも、案外遠くよりも、真下に近いトロカデロ庭園、シャイヨー宮とか、シャンドゥ・マルス公園がとてもきれいに見えます。
やはりエッフェル塔から見られることを意識した庭園づくりをしているのでしょうね。

モンマルトルの丘とサクレクールの展望台:標高だけでなく注目度も高い

モンマルトルは観光地として知られ、その美しい風景や歴史的な建造物、アートシーンが訪れる人々を魅了しています。
サクレ・クール寺院は今でもその象徴的な存在であり、モンマルトルの通りや広場には歴史的な建物やアート関連の施設が点在しています。
パリの北の端モンマルトル地区は、パリ市内で一番標高が高い地域です。(約130メートル)

高さ: 130メートル(モンマルトルの丘の頂上)
特徴: モンマルトル地区に位置し、パリ市内で一番標高が高く、北に位置しているので首を少し振るだけで、パリ全体を眺望することができます。(もっと北のクリニャンクールの蚤の市の皆さん、そちらは見えません。)


また、眺望される側として、一番標高が高い場所なので、パリ市内のどこからも見れる素晴らしい眺めも提供しますし、またその景色の中でサクレクール寺院自体も美しい建築物です。
一番眺望が良い場所はサクレクール寺院の展望台(高さ55メートル?)からの眺めが一番です。モンマルトルの丘からの眺めは、パリの風景全体を一望できるので、独特の雰囲気を楽しむことができます。

<やっぱり見られるほうが向いている?>

モンパルナスタワー:パリで一番見たくないものが見えないポイント

モーパッサンはしばしばエッフェル塔のレストランで昼食をとった。とはいえ彼は塔を好きではなかった。では、なぜエッフェル塔で食事をするのかと聞かれ、「パリでエッフェル塔が見えないのはこの場所だけだ」と彼は言ったものだった。

モンパルナスタワーはパリメトロのモンパルナス=ビヤンヴニュ駅の直上にあり、交通が便利なことからオフィスとして使われ、高層部の56階はレストラン、59階は展望台になっている。展望フロアからは半径40kmまでを見渡すことができ、パリ全域はもちろんオルリー空港に離着陸する飛行機も見ることができる。


簡素で一枚岩のような外観、およびパリの伝統的な街並みの上に立ちはだかる巨大さから、建築当時からパリには場違いであるという批判を浴び、1972年の竣工から2年後にはパリ都心部での超高層ビル建設は禁止された。
私はパリ滞在時は14区にホテルがあったので、毎日のようにモンパルナス=ビヤンヴニュ駅で乗り換えていた。そして時に地上に出ると、このビルが一帯に覆いかぶさっているような圧迫感を常に味わいました。


高さ: 210メートル(展望台の高さ)
特徴: パリで最も高いビルであり(モンパルナスタワー以降、それ以上高い建造物は建ってない)、市内を一望できる絶好の場所です。スカイラインがよく見え、特に夜景は魅力的です。
展望台からの眺めが最高ですが、パリの中心部やランドマークが見えるので、絶景を楽しめます。
ネットで見ると展望台は無くなるとか、なくなったとかの情報も出ていますが、2024年3月の展望台から見た感想も上がっていたのでまだ運営されているようです。
展望台がなくなっても、56階からは見れるとなっていたので、大きな影響はないのかもしれませんが。

<確かに、ノートルダムは見えるが、モンパルナスタワーは見えません>

パンテオン:古い街によく似合う歴史ある眺望ポイントが

パンテオンは、パリにある歴史的な建築物であり、さまざまな重要な人物ジャン・ジャック・ルソーを始めとした偉人の墓所や記念碑がある場所として知られています。
もとは修道院として建設されましたが、現在のパンテオンは、公共の場として利用され、重要な行事や式典が行われています。また、引き続き著名な人物たちの埋葬場所としての役割も果たしています。


高さ: 35メートル(展望台)、ドームの高さは83メートル
特徴: ネオクラシック様式の建築物であり、フランスの歴史的な人物の墓所として知られています。パリのパノラマを一望できる場所でもあります。
パンテオンのドームからの眺めは素晴らしく、パリの歴史的な地区の中にあるので歴史的な建造物を楽しむことができます。
歴史的な建造物として、すぐそばにあるサンテティエンヌ・デュモン教会とか、ソルボンヌ大学がよく見えます。

<サンテティエンヌ・デュモン教会>


特に、サンテティエンヌ・デュモン教会がすぐそばなので、映画「ミッドナイトインパリ」の主人公を過去に運ぶ車がやってきた石段が見えます。

<上の写真の教会を、パンテオンの展望台から写した写真>

 凱旋門:華やかなシャンゼリゼ通り西端に堂々としたランドマークから

 凱旋門は、ナポレオン・ボナパルトによって1806年に建設を命じられました。彼の軍事的勝利を記念するためのものであり、当初は”勝利の門”と呼ばれました。 ナポレオンの失脚に伴い、工事は中断されました(1814年-1836年)。しかし、ルイ=フィリップ王政時代に再開され、1836年に完成しました。 凱旋門は今日でも観光名所として有名であり、パリ市内の主要な通りであるシャンゼリゼ大通りの西端に位置しています。

高さ: 50メートル

特徴: ナポレオン時代に建設された栄光の門であり、シャンゼリゼ通りの端に位置しています。パリの象徴的なランドマークの一つであり、周囲の美しい広場からの眺めも素晴らしいです。 シャンゼリゼ通りやルーヴル美術館方面を見渡すことができ、パリの中心部を楽しめます。

<シャンゼリゼ通り>

また、凱旋門に向かっている12の道をくっきりと見ることができます。しかし、凱旋門に向かうのは良いが、着いたらどうやって出るのかな。

下の写真のように、ぐるぐる回って出るようです

 その他の眺望ポイント

今回は書けなかったですが、この他にノートルダム大聖堂、サンジャック塔、パリ市庁舎などの眺望ポイントも有名です。
どの観光スポットも素晴らしい眺めを提供していますが、それぞれが異なる魅力を持っています。是非お楽しみください!

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県。自動車会社でサラリーマンをやってました。趣味はサッカーと旅行です。旅行は、現地情報等徹底的に調べてから行きます。調べるのも趣味。見ている方に、行った気持になっていただければと思って書いています。

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