【パリのカタコンブ】パリの地下に複雑にめぐらされている地下世界の一端を覗き見る

市内

パリのカタコンブの最寄りのメトロ駅は「Denfert-Rochereau」駅です。これはメトロ4号線およびメトロ6号線、さらにRER B線に位置しています。この駅からカタコンブの入口までは徒歩ですぐにアクセスできます。

カタコンブとは何ですか

「カタコンブ」は、主に地下に存在する墓地や埋葬地のことを指す言葉です。この用語は、古代ローマの地下埋葬場やキリスト教の聖堂の地下墓地に由来しています。
一般的に、カタコンブは墓所や埋葬地が地下にある場所として知られています。

また、言葉自体は特定の場所だけでなく、地下にある墓地全般を指すことがあります。カタコンブはしばしば歴史的な興味を引く場所であり、観光スポットとしても訪れられることがあります。
これらの地下墓地には、歴史的な彫刻や壁画、古代の墓などが保存されていることがあります。

パリのカタコンブは一般的に観光スポットとして非常に人気があります。パリのカタコンブは、地下に延びる広大なトンネル網で、何百キロもの古い採石場や墓地が結びついています。
これらのトンネルは、18世紀末に墓地が過密となり、地上の墓地から骨を移動させるために使用されました。

カタコンブには、数百万もの骨が積み重ねられた壮大な景観が広がっており、歴史的で不気味な雰囲気が魅力です。観光者は地下に潜り、ガイドツアーを受けながらこのユニークな場所を探索することができます。

カタコンブの見学方法

個人で参加する

ただし、カタコンブは一定の観光地となっているため、混雑することがあります。事前にチケットを購入しておくか、早めに訪れることをお勧めします。
また、地下には階段が多く、一部のエリアでは立ち入りが禁止されていることもあるため、体力的な制約や健康上の注意を考慮して訪れることが重要です。
これを参加前に理解しておくべきでした。

ツアーで参加:一般的な手順は以下です。

カタコンブでのガイドツアーに参加する場合、事前にオンラインで予約することがおすすめです。公式ウェブサイトや他の信頼性のある予約サイトで、希望のツアーの日時と参加人数に応じてチケットを購入します。
予約した日時にカタコンブの入口に到着し、予約したガイドツアーに参加します。通常、ガイドツアーは特定の時間に始まりますので、時間通りに到着するよう心がけましょう。
ガイドツアーが始まると、ガイドがグループを案内し、カタコンブ内での見どころや歴史的な情報を提供してくれます。ガイドに従いながら、地下墓地やトンネルを探索することができます。

カタコンブのガイドツアーは、歴史や文化に関する興味深い情報を提供してくれるだけでなく、迷子になる心配もないため、安心して探索することができます。

観光時の注意点…観光時は以下のような注意が必要です

・事前にチケットを購入する: カタコンブは人気のある観光地であり、混雑することがあります。事前にオンラインでチケットを購入しておくと、待ち時間を短縮できます。
・営業時間の確認: カタコンブの営業時間を確認し、訪れる日時に合わせて計画を立ててください。特に休日や祝日の場合は混雑が予想されます。
・快適な服装と履物: カタコンブ内は地下で、温度が安定しているため、季節や天候に関わらず快適な服装を選びましょう。また、歩きやすい靴で訪れると良いです。
・体力に自信がない場合は注意: カタコンブは階段が多く、地下には長い通路が広がっています。体力に自信がない場合や健康上の問題がある場合は、注意が必要です。ツアーの難易度について事前に確認するか、医師に相談してください。
・写真撮影の制限: カタコンブ内での写真撮影には制限があることがあります。ガイドの指示に従い、許可が必要な場合は尋ねてください。
・静かに過ごす: カタコンブは歴史的で神聖な場所であるため、他の観光客やツアーグループと協力して静かに過ごすよう心がけましょう。


・地下施設の特殊性に注意: カタコンブは地下墓地であり、特殊な環境があります。地下のトンネルには通気が限られているため、閉所恐怖症や呼吸器系の問題がある場合は注意が必要です。

カタコンブ観光が人気を集める理由

・歴史的・文化的な興味: カタコンブは18世紀末に墓地の過密を解消するために造られ、その歴史的背景が興味深いものです。地下には何百万もの骨が積み重ねられており、これが歴史的な観光スポットとしての魅力となっています。
・不気味で神秘的な雰囲気: 地下に広がるトンネルや骨の配置が不気味で神秘的な雰囲気を醸し出しています。このユニークな雰囲気が冒険心をくすぐり、観光客を引き寄せます。


アートとアーキテクチャ: カタコンブには芸術的な要素も存在し、骨を使った彫刻や模様が見られます。これらのアート作品やアーキテクチャは、観光客に新しい視点から歴史や芸術を楽しむ機会を提供します。アートのにおいが濃いモンパルナス地区に存在しているのも意義あることと思えます。
興味深いガイドツアー: カタコンブではガイド付きツアーが提供され、その中で歴史的な情報や面白い事実が語られます。質問ができる機会もあり、これが深い理解を得る手助けとなります。
ホラー愛好者の魅力: 不気味で暗い雰囲気がホラー愛好者にとって魅力的であり、映画や小説でよく取り上げられています。ホラー体験を求める人々にとっては、この地が興味深い場所となります。
一風変わった観光スポット: 通常の観光地とは異なる一風変わった雰囲気があり、旅行者が普段とは異なる体験を求めて訪れることがあります。
その他の人気がある理由として、ヨーロッパでは棺桶に入れたまま土葬するのが普通なので、日本人のように火葬してその骨を見る機会がないので、特に興味があると聞いたことがある。

これらの要素が組み合わさり、カタコンブが独自の観光魅力を持つ場所となっています。

パリの地下世界について

パリの地下には広大な地下世界が広がっています。その中でも有名なのが、前述の通り、カタコンブですが、それ以外にもさまざまな地下施設やトンネルが存在します。

カタコンブ(Catacombes de Paris): パリのカタコンブは、数百キロメートルにわたる地下の迷路で構成されています。
これはかつての石材採石場が変貌してできたもので、通路が入り組んでいて迷宮のような構造を持っています。訪れる人が通るエリアは一部分に過ぎず、実際のカタコンブの規模はそれよりもはるかに広大です。

地下トンネル網(Les carrières de Paris): カタコンブの上には、パリ市内に広がる地下採石場(Les carrières de Paris)があります。これらのトンネルは石灰岩の採掘に使用され、地下トンネル網として存在しています。
これはカタコンブとは異なり、一般の観光客がアクセスすることは難しく、冒険者やスペリオリティツアーで許可を得たグループのみが入ることができます。

地下鉄と下水道: パリの地下には、通常の地下鉄や下水道も広がっています。これらは公共のインフラとして使用されており、一般の人々が日常的に利用しています。

第2次世界大戦中のパリ抵抗運動の基地

第二次世界大戦中、フランスの抵抗組織は地下世界や地下施設を活用して、ドイツ占領軍に対する抵抗活動を行っていました。これは特にパリにおいて重要でした。
地下抵抗基地: パリでは、地下のカタコンブやトンネル網が抵抗組織によって秘密の基地として使用されました。これらの地下空間は、占領下の状況から逃れ、情報交換や抵抗活動の計画を進めるために利用されました。
軍事物資の貯蔵: 一部の地下空間は武器や軍事物資の貯蔵庫としても使用されました。これは抵抗組織が必要な資材を確保し、占領軍に対抗する力を維持するための手段でした。
通信拠点: 地下施設は占領下のフランスにおいて、連絡や情報の伝達のための重要な拠点でした。抵抗組織は、地下トンネルやカタコンブを使って秘密の通信網を確立し、連携を図りました。

これらの活動は非常に危険で、占領軍の取り締まりにさらされていました。抵抗組織はその存在を秘匿し、協力者たちと連携して行動していました。地下の迷路状の空間は、彼らが行動する上で隠れ家となり、占領下での抵抗活動の成功に寄与しました。

パリの巨大な地下空間が存在するのは、地震がない、または、少ないという条件が影響あると思われます。

パリカタコンブから行ける、美味しくて安いお食事場所(8ユーロでお釣り)

パリカタコンブから徒歩12分です。

一般の人でも使える学食「レストー・ユー(Restos U)」を利用して、食事の満足と、パリの学生の雰囲気を感じよう。

以下の写真は、私の食事メニューです。

実体験の詳細については以下のホームぺージを参照

3€20でガッツリ飯!パリの大学食堂、学食完全マニュアル@ポール・ロワイヤル みゅうパリブログ|オプショナルツアー・現地ツアーの[みゅう] (myushop.net)

この時に利用したお店は以下のお店です。

Bullier管理レストラン パリ5区 75005 PARIS tel : 01 40 51 37 85 39, avenue Georges Bernanos

地区:ノートルダム/カルチェラタン  

なお利用にあたっては、営業日、営業時間について、RestosUのホームページを確認願います。 https://www.parisinfo.com/ou-manger-a-paris/petits-budgets/Restos-U

見学結果

日曜日のため、大混雑で、多数の人が並んでいた。しかし順番に地下に案内すれば1時間も待てば、順番が来ると思って待っていました。

<公園の周りで入場待ちの列>

しかし思った以上に前に進まないので、いらいらしながら待っていた。確かにそんな狭いところで、空気が悪いところにとどんどん入場させるのは危険だったのだと今となって気付いた。

<届かなかったカタコンブの入場口>

結局2時間近く並んだが次の予定があり見学はあきらめた。

カタコンブ近くの観光スポット

パリ天文台(Observatoire de Paris):フランス王ルイ14世の命により、1667年に設立された世界最古の天文台ですが、現在も天文学の研究ではトップを走っています。

リュクサンブール公園(Jardin du Luxembourg):天文台から徒歩圏内にある美しい公園。緑豊かな庭園や彫刻が点在し、リラックスできる場所です。

モンパルナスタワー(Tour Montparnasse):パリの景色を一望できる展望台。天文台からも近く、観光の合間にパリの美しい街並みを楽しめます。

・モンパルナス墓地:ここには、ジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールなど、多くの著名な人物が埋葬されています。

モンパルナス駅 (Gare Montparnasse):フランス西部への高速列車(TGV)が発着する駅です。駅周辺はビジネスエリアで、高層ビルのモンパルナスタワーがシンボルです。

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県。自動車会社でサラリーマンをやってました。趣味はサッカーと旅行です。旅行は、現地情報等徹底的に調べてから行きます。調べるのも趣味。見ている方に、行った気持になっていただければと思って書いています。

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