【ポンピドゥーセンター】パリに、現代芸術の主導権を取り返す大きな武器となりえるか

ポンピドゥーセンター 美術館等

最適なメトロ駅
・Rambuteau(ランビュトー)駅(メトロ11号線)
この駅がポンピドゥーセンターに最も近いです。徒歩約2分で到着します。
・Hôtel de Ville(オテル・ド・ヴィル)駅(メトロ1号線、11号線)
こちらの駅からもアクセス可能で、徒歩約5分です。

パリのポンピドーセンター設立の経過

・ポンピドーセンター(Centre Pompidou)は、フランスのパリのマレ地区に位置する総合文化施設で、主に現代美術を中心とした美術館、図書館、音楽および音響研究所などから成ります。

・ポンピドーセンターは、フランスの大統領ジョルジュ・ポンピドーの発案によって生まれました。
・彼は、ニューヨークに現代芸術の主導権を取られた現状を何とかしたいと思い、、パリに現代美術と文化を中心とした施設を建設することを望んでいました。
・1969年に建築設計の国際コンペティションが実施され、世界各国から多くの応募がありました。
・建物の構造体を外部に露出させることで内部空間を最大限に活用するという革新的な案が採用されました。


・1977年1月31日に開館し、当初から、その斬新なデザインと多様な文化プログラムで多くの注目を集めました。
・ポンピドーセンターは、現代美術、図書館サービス、映画、演劇、音楽など、多岐にわたる文化活動の拠点となりました。また、一般市民に開かれた公共空間としても機能しています。

他の美術館に比べての特徴

ポンピドー美術館の特徴は、以下の点にあります:

・建築デザインは 内部構造を外部に露出させた革新的なデザイン。
・多様な芸術形式として 現代美術と近代美術だけでなく、映像、音楽、パフォーマンスアートなど多岐にわたる芸術を扱う。
そのほか、文化センターの機能として、図書館、映画館、パフォーマンススペースなど、単なる美術館以上の機能を持つ。
インタラクティブな展示を目指し、 観客が参加できるインタラクティブな展示が多い。

主な展示作品10点

ポンピドー美術館に所蔵されている主な作品には、以下のようなものがあります: (画像を取得できないので、ネットで検索してご覧になって下さい)

1. ピエト・モンドリアン – 「コンポジション II」 作品検索 | モンドリアン – 1 | イメージアーカイブ – DNPアートコミュニケーションズ (dnpartcom.jp)

2. ヴァシリー・カンディンスキー – 「イエロー・レッド・ブルー」 イエローレッドブルー (meisterdrucke.jp)

3. ジョルジュ・ブラック – 「果物皿とトランプ」 見どころ・作品紹介|【公式】パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ|京都市京セラ美術館 (exhn.jp)

4. パブロ・ピカソ – 「マンドリンを持つ男」

5. アンリ・マティス – 「カタログ用スケッチ」

6. マルセル・デュシャン – 「泉」

7. ジャクソン・ポロック – 「ナンバー26A」

8. マーク・ロスコ – 「赤、白、茶の中のオレンジ」

9. ジャスパー・ジョーンズ – 「三つの旗」

10. ロバート・ラウシェンバーグ – 「モノグラム」

1時間の見学プラン

現代芸術にそれほど興味はないが、パリに来たので、3大美術館と言われているのでポンピドゥーセンターを見ておこうかなというノリで考えました。

エントランスとチケット購入(10分)

場所: ポンピドゥーセンターの正面入り口。
概要: チケットを購入し、セキュリティチェックを通過します。

エスカレーターで屋上へ(10分)

場所: 建物外部のエスカレーター。
概要: 建物外部の象徴的なエスカレーターで最上階まで上がります。エスカレーターからのパリの景色も楽しめます。

モダンアートギャラリー(20分)

場所: 最上階(5階)にある現代美術ギャラリー。
概要: ピカソ、マティス、カンディンスキー、デュシャンなどの主要な現代美術作品を鑑賞します。特に重要な作品や展示物を見逃さないようにします。

 中庭とスカルプチャーガーデン(10分)

場所: 中庭エリア。
概要: 屋外のスカルプチャーガーデンを散策し、現代彫刻作品を鑑賞します。

ショップとカフェ(10分)

場所: 1階または2階。
概要: ショップでお土産を購入したり、カフェで軽く休憩したりします。

追加のヒント

時間管理: 時間をしっかり管理し、各セクションでの滞在時間を守ることが重要です。
マップ利用: 入場時にマップを入手し、見学の際に利用します。見どころの場所を事前に確認しておくと効率的です。
優先順位: 興味のある展示やアート作品がある場合は、それを優先的に見学します。

ポンピドゥーセンターは広大で多くの展示がありますが、1時間でも主要なポイントを押さえて充実した見学を楽しむことができます。

ポンピドゥセンターはいかがでしたか。パリの美術館をまとめた「パリの美術館」がありますので、是非ご覧になって下さい。

ポンピドゥーセンターそばの観光スポット

ポンピドゥーセンター周辺には多くの観光スポットがあります。以下にいくつかの見どころを紹介します。

レ・アール(Les Halles)

パリ市内最大のショッピングセンター。レストラン、カフェ、映画館、ショップが充実しています。
距離: ポンピドゥーセンターから徒歩約10分。

マレ地区(Le Marais)

中世からの歴史を感じる美しい地区で、オシャレなブティック、ギャラリー、カフェが並びます。ユダヤ人街や美術館も多く、歴史とモダンが融合したエリアです。

ポンピドゥーセンターから徒歩約5~10分。

ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)

パリの象徴的な大聖堂で、壮大なゴシック建築が特徴。セーヌ川沿いにあり、美しい景観を楽しめます。ポンピドゥーセンターから徒歩約15分。

パリ市庁舎(Hôtel de Ville de Paris)

美しいネオルネサンス様式の建物で、パリの行政の中心。定期的に特別展やイベントも開催されています。ポンピドゥーセンターから徒歩約5分。

サントスタッシュ教会(Église Saint-Eustache)

外部はゴシック様式なのに、内部はルネッサンス様式というパリで2番目?に美しい教会。

カルナヴァレ博物館(Musée Carnavalet)

パリの歴史に特化した博物館で、マレ地区に位置しています。美しい庭園や歴史的な展示が見どころです。ポンピドゥーセンターから徒歩約10分。

ポンピドゥーセンターを訪れる際には、周辺の観光スポットも合わせて楽しむことで、より充実した時間を過ごすことができます。

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県。自動車会社でサラリーマンをやってました。趣味はサッカーと旅行です。旅行は、現地情報等徹底的に調べてから行きます。調べるのも趣味。見ている方に、行った気持になっていただければと思って書いています。

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