パリ旅行で訪れるべき【サン・ドニ】の名所～大聖堂にスタジアム、治安状況はどうか～

パリ北部に位置する【サン・ドニ】は、歴史と現代が融合する魅力的なエリアです。特にフランス王家の墓所がある「サン・ドニ大聖堂」と、サッカーファンにはおなじみの「スタッド・ド・フランス」は必見です。本記事では、サン・ドニの見どころ、治安状況、アクセス方法などを詳しくご紹介します。

サン・ドニの大聖堂：歴史と魅力

サン・ドニ大聖堂（Basilique Saint-Denis）は、フランス王家の霊廟として名高いゴシック建築の傑作です。パリ最古のゴシック様式の教会であり、数多くのフランス国王や王妃がここに埋葬されています。

大聖堂内に入ると、美しいステンドグラスが目を引きます。光が差し込むと幻想的な雰囲気に包まれ、訪れる人々を魅了します。

メトロ13号線の「Basilique de Saint-Denis」駅から徒歩数分で到着します。周辺にはカフェやレストランもあるので、散策も楽しめます。

「スタッド・ド・フランス（Stade de France）」は、1998年のサッカーW杯フランス大会のために建設されました。現在もフランス代表戦やラグビー、コンサートなど多目的に利用されています。

スタッド・ド・フランスでは、フランス代表の試合や重要なリーグ戦が開催されます。事前に公式サイトでスケジュールをチェックし、チケットを確保しましょう。またこのスタジアムではラグビーの試合もあり、ラグビーワールドカップも開催されました。

スタジアムの近くにはショッピングモールやレストランがあり、試合観戦の前後に楽しめるスポットが点在しています。

サン・ドニは一部エリアでスリや軽犯罪が発生しているため、貴重品の管理には注意が必要です。観光地周辺は比較的安全ですが、人気の少ない場所は特に避けましょう。

夜間の外出は基本的には避け、移動する際はタクシーや配車アプリを利用すると安心です。

近年、地域の治安向上に向けた取り組みが進められ、観光客の安全を確保するための警備が強化されています。しかし、パリオリンピック以降その取り組みが継続されているか不透明な部分があります。

メトロ13号線やRER D線を利用すると、パリ中心部から30分以内で到着します。

タクシーやバスも便利ですが、渋滞の影響を受けることがあるため、時間に余裕を持ちましょう。

サン・ドニの主要観光スポットは徒歩圏内にあるため、散策しながら楽しむのもおすすめです。

サン・ドニ観光は比較的リーズナブルですが、大聖堂の入場料（大聖堂の入場は無料と思いますが、王家の墓は入場料が必要です）や試合観戦のチケット代を考慮しましょう。

パリ市内に宿泊するのも良いですが、サン・ドニ周辺にも手頃なホテルがあります。ただ夜間の行動を考えると、メトロで３０分で市内に戻れるので、市内に戻ったほうがベターと思います。

春や秋は気候が快適で観光に最適な時期です。夏は観光客が多く、冬は寒さ対策が必要です。

実際に訪れた日本人観光客の多くが「大聖堂は歴史的な雰囲気が素晴らしい」「スタジアムの迫力がすごい」といった感想を述べています。

歴史好きにもスポーツ好きにも楽しめるエリアで、パリ観光の新たな魅力を発見できます。

サン・ドニのホテルはリーズナブルですが、パリ中心部の宿泊と比較して慎重に選びましょう。
特にそのホテルの周りの環境とか十分な情報をもってから選んでください。

サン・ドニは歴史とスポーツが交差する魅力的なエリアです。観光スポットの豊富さに加え、スタジアムの活気や地元文化に触れることで、パリ旅行の思い出が一層深まることでしょう。