【パリ植物園】美しく広がる景色の中でリフレッシュ

公園広場

最寄りのメトロ駅は、ライン5の「Gare d’Austerlitz」駅とライン7の「Censier-Daubenton」駅です。どちらの駅からも徒歩で簡単にアクセスできます。

パリ植物園(Jardin des Plantes)は、フランスの首都パリに位置する歴史ある植物園です。フランス国内外から訪れる多くの観光客にとって、魅力的な観光スポットの一つとなっています。


本ブログでは、その歴史、特徴、特に素晴らしい点、そして近くの訪れたい観光スポットについてご紹介します。

植物園の歴史

パリ植物園の歴史は、1626年に遡ります。当初は、ルイ13世の医師、ギヨーム・ド・バイヤンの指導のもと、薬草園として設立されました。
1635年に王立植物園(Jardin royal des plantes médicinales)として正式に開園し、医学と薬学の研究・教育の場として利用されました。
フランス革命の後、1793年に現在の名称「Jardin des Plantes」に改名され、一般公開されるようになりました。以後、科学研究の発展とともに、植物学、動物学、鉱物学の分野で重要な役割を果たしてきました。

植物園の特徴

パリ植物園は、広大な敷地にさまざまなテーマの庭園や施設が点在しています。その中でも特に注目すべきものをいくつかご紹介します。

大温室(Les Grandes Serres): 19世紀に建設された鉄とガラスでできた壮麗な温室です。ここでは、熱帯植物、サバンナ植物、砂漠植物など、異なる気候帯の植物を観察することができます。

アルペンガーデン(Le Jardin Alpin): アルプス地方の植物を中心に、山岳植物が展示されています。フランス国内外の高山植物を楽しむことができます。

バラ園(La Roseraie): 多様なバラの品種が美しく咲き誇るエリアです。バラの香りに包まれながら散策することができます。

ラボリンス(Le Labyrinthe): 植物で作られた迷路で、子供から大人まで楽しむことができます。迷路の中心には小さな塔があり、登ると園内を一望することができます。

特に素晴らしい点

パリ植物園の魅力の一つは、教育と研究の拠点としての役割です。ここでは、様々な植物学講座やワークショップが開催されており、子供から大人まで学ぶ機会が提供されています。
また、園内には国立自然史博物館(Muséum national d’Histoire naturelle)が併設されており、動物学、鉱物学、古生物学の展示が充実しています。

<国立自然史博物館>


特に「進化の大ギャラリー(Grande Galerie de l’Évolution)」は、進化の過程を視覚的に学ぶことができる貴重な展示となっています。

近くの訪れたい観光スポット

モスク・ド・パリ(La Mosquée de Paris): 植物園のすぐ隣に位置する美しいイスラム建築のモスクです。中庭のカフェでは、ミントティーを楽しむことができます。

パンテオン(Panthéon): 徒歩圏内に位置する、フランスの偉人たちが眠る壮大な建物です。ヴィクトル・ユーゴーなどの墓があり、フランスの歴史を感じることができます。

サン・エティエンヌ・デュモン教会: パンテオンに隣接するゴシック様式の教会で、美しいステンドグラスや特徴的な建築が魅力です。パスカルの墓もここにあります。また、この教会は映画にも登場し、特にウディ・アレンの映画『ミッドナイト・イン・パリ』では重要なシーンが撮影されました。

リヨン駅 (Gare de Lyon):南フランスや地中海沿岸地域への列車が発着する駅で、特にTGVで有名です。駅舎は豪華で、駅内にある「ル・トラン・ブルー(Le Train Bleu)」という高級レストランが有名です。

オステルリッツ駅 (Gare d’Austerlitz):フランス南西部への列車が発着する主要な駅で、夜行列車が多く利用されます。駅の一部が近代的に改装されていますが、歴史的な駅舎も残されています。

サンジェルマン地区(Saint-Germain-des-Prés): パリの文化と歴史が詰まったエリアで、カフェやギャラリーが立ち並びます。哲学者サルトルや作家ボーヴォワールもこの地域で多くの時間を過ごしました。

アラブ世界研究所:アルミを使ったメタリックの窓がユニークな建物で、アラブ世界の文化や芸術等の展示が多く、普段触れることが少ない世界なので見ごたえのある内容でした。

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県。自動車会社でサラリーマンをやってました。趣味はサッカーと旅行です。旅行は、現地情報等徹底的に調べてから行きます。調べるのも趣味。見ている方に、行った気持になっていただければと思って書いています。

ツネジイをフォローする
公園広場観光スポット