【テルトル広場】パリの芸術の発信地の一つ、今は観光地として輝いている

モンマルトルのテルトル広場 公園広場

テルトル広場に行く最適な方法は、パリのメトロを利用することです。最寄りのメトロ駅は「アベス(Abbesses)」駅で、こちらはメトロ12号線にあります。この駅から徒歩数分でテアトル広場に到着します。

テルトル広場の歴史

テルトル広場(Place du Tertre)は、パリのモンマルトル地区に位置し、長い歴史を持つ広場です。この広場は、もともとモンマルトルの村の中心地であり、パリの一部になる前の独立したコミュニティの中心でした。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、このエリアは多くのアーティストの居住地となり、パリの芸術と文化の中心地として栄えました。

モンマルトルは、印象派の画家をはじめ、多くの芸術家が住み、創作活動を行った場所です。ピカソ、ルノワール、トゥールーズ・ロートレックなど、名だたる画家たちがこのエリアに住み、テアトル広場を訪れました。
彼らはこの場所でインスピレーションを受け、その作品に反映させました。

似顔絵描き以外の活動

テルトル広場は、似顔絵描きで有名ですが、それだけではありません。広場には多くのカフェやレストランがあり、訪れる人々はそこでリラックスしながら食事や飲み物を楽しむことができます。
特に、広場を囲むカフェのテラス席は、広場の賑わいを見ながらゆっくりと過ごすのに最適です。


また、広場では定期的にアートフェアやマーケットが開催されることがあります。これにより、地元のアーティストや職人が自分たちの作品を展示・販売する場となっています。

手工芸品やアンティークのアイテムを探すのも楽しい時間です。

有名になった画家たちのエピソード

テルトル広場では、多くの有名な画家が似顔絵を描いたり、自分の作品を販売したりしました。
ピカソやヴァン・ゴッホなど、後に世界的に有名になる芸術家たちが、かつてこの広場で自分の技術を磨き、作品を発表していたことは広く知られています。

例えば、ピカソは若い頃、モンマルトルに住んでいた時期があり、テルトル広場でよく時間を過ごしていました。また、サルバドール・ダリもこのエリアに影響を受け、彼のシュルレアリスムの作品にモンマルトルの要素が見られます。

似顔絵を描いてもらう際の注意事項

テルトル広場で似顔絵を描いてもらうときには、いくつかの注意事項があります。

・価格の確認: 似顔絵の価格はアーティストによって異なるため、描いてもらう前に必ず価格を確認しましょう。また、交渉することも可能です。
・スタイルの確認: 各アーティストには独自のスタイルがあります。気に入ったスタイルのアーティストを見つけるために、いくつかのサンプルを見てみると良いでしょう。
・時間の確認: 似顔絵を描くのにどれくらいの時間がかかるかも確認しておくと、スケジュールを立てやすくなります。
・完成品の確認: 似顔絵が完成したら、納得のいく仕上がりかどうかを確認しましょう。修正が必要な場合は、その場でアーティストに伝えることが重要です。

近くで回るべき観光ポイント

サクレ・クール寺院: テルトル広場から徒歩数分の場所にあるこの美しい寺院は、モンマルトルのシンボルであり、パリ全体を見渡せる絶景スポットです。


壁抜け男:パリ市民から愛されている一体の彫像があります。 壁を通り抜けようとして、そのまま壁の中に囚われてしまったような奇妙な姿の男。彼こそが、ミュージカル『壁抜け男』の主人公・デュティユルです。


モンマルトル美術館: モンマルトル地区の歴史や芸術に焦点を当てた博物館で、地元の文化について深く学ぶことができます。

<ブドウ畑側から見たモンマルトル美術館>


ル・ムーラン・ド・ラ・ギャレット(ルノワールの絵の題材になったダンスホール、風車がシンボル): かつての風車がレストランとして改装され、美しい景色とともに食事が楽しめます。(私が行った時は、何もなくて、記念碑みたいなものが立っていました。改装中だったのかな)


ムーラン・ルージュ:その豪華なキャバレーショーで有名です。ダンス、音楽、演劇、アクロバットなど多彩なパフォーマンスが繰り広げられます。

ブドウ畑:観光地としてだけでなく、のんびりとした雰囲気を楽しむためのスポットとしても人気があります。

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県。自動車会社でサラリーマンをやってました。趣味はサッカーと旅行です。旅行は、現地情報等徹底的に調べてから行きます。調べるのも趣味。見ている方に、行った気持になっていただければと思って書いています。

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