パリのザッキン美術館（Musée Zadkine）に行くには、以下のメトロ駅が最適です：
- ヴァヴァン駅（Vavin）：メトロ4号線
- ノートルダム・デ・シャン駅（Notre-Dame-des-Champs）：メトロ12号線
ザッキンの生涯と主な作品
オシップ・ザッキン（Ossip Zadkine）は、1890年にロシアのヴィテブスクで生まれました。彼はフランスで活動したロシア出身の彫刻家であり、特にキュビズムの影響を受けた作品で知られています。
その生涯
1909年、ザッキンはパリに移り、アカデミー・コラロッシで学びました。
第一次世界大戦中はフランス軍に従軍し、その後戦争の影響を受けた作品を制作しました。
1920年代にはパリのモンパルナスで活動し、多くの著名なアーティストと交流を持ちました。
第二次世界大戦中はアメリカに避難し、その後フランスに戻りました。
1967年にパリで亡くなりました。
主な作品
「破壊された都市」（La Ville détruite）: 第二次世界大戦の破壊を象徴する作品で、ロッテルダムに設置されています。
「音楽家」（Le Musicien）: 音楽をテーマにした彫刻作品で、彼のキュビズムの影響が強く現れています。
「マザー・アンド・チャイルド」（Mère et Enfant）: 母子の愛情を表現した作品で、柔らかな曲線が特徴です。
ザッキン美術館が出来た経緯
ザッキン美術館（Musée Zadkine）は、ザッキンが住み、制作活動を行っていたパリのモンパルナス地区にあります。彼の死後、未亡人であるヴァレンティーヌ・プラトフが彼の遺作と自宅をパリ市に寄贈しました。これにより、1978年に美術館が開館しました。
ザッキン美術館に展示されている作品、その他展示物
美術館には、ザッキンの彫刻作品、絵画、デッサン、そして彼が制作に使用した道具などが展示されています。また、彼の作品の中でも特に有名な彫刻が庭園に配置されています。以下は展示されている主な作品です：
木像：《男の頭像》《ブドウの収穫》《プロメテウス》等
ブロンズ像：《アコーディオン弾き》《破壊された都市のトルソー》等
石膏像：《金の鳥》《レベッカ、または水を運ぶ大女》等
ザッキン美術館の様子、雰囲気
美術館はザッキンのかつてのアトリエと住居を改装しており、非常に親密で静かな雰囲気があります。訪れると、アーティストの生活と創作の場を身近に感じることができます。
庭園には彫刻が点在し、四季折々の植物が美しく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
ザッキン美術館から行ける、美味しくて安いお食事場所（８ユーロでお釣り）
ザッキン美術館から徒歩８分です。
一般の人でも使える学食「レストー・ユー(Restos U)」を利用して、食事の満足と、パリの学生の雰囲気を感じよう。
以下の写真は、私の食事メニューです。
実体験の詳細については以下のホームぺージを参照
3€20でガッツリ飯！パリの大学食堂、学食完全マニュアル＠ポール・ロワイヤル みゅうパリブログ｜オプショナルツアー・現地ツアーの[みゅう] (myushop.net)
この時のお店は以下のお店です。
Bullier管理レストラン パリ5区 75005 PARIS tel : 01 40 51 37 85 39, avenue Georges Bernanos 地区:ノートルダム/カルチェラタン
なお利用にあたっては、営業日、営業時間について、ＲｅsｔｏｓＵのホームページを確認願います。 https://www.parisinfo.com/ou-manger-a-paris/petits-budgets/Restos-U
ザッキン美術館はいかがでしたか。パリの美術館をまとめた「パリの美術館」がありますので、是非ご覧になって下さい。
ザッキン美術館のそばにある観光スポット
ザッキン美術館の周辺には多くの観光スポットがあります。以下はその一部です：
リュクサンブール公園（Jardin du Luxembourg）: 美しい庭園と池があり、散策やピクニックに最適です。
モンパルナス墓地（Cimetière du Montparnasse）: 多くの著名人が埋葬されている歴史的な墓地です。
カルティエ現代美術財団（Fondation Cartier pour l’Art Contemporain）: 現代美術の展覧会が開催される美術館です。
サン・シュルピス教会（Église Saint-Sulpice）: 美しい建築と歴史を持つ教会で、内部の装飾も見事です。
・サン・テティエンヌ・デュモン教会: パンテオンに隣接するゴシック様式の教会で、美しいステンドグラスや特徴的な建築が魅力です。
