【メトロ】、パリ市内を効率よく回るための武器

メトロ 情報

パリのメトロの概要

交通機関の概要で、メトロについては以下のように書きました。

メトロは14の路線があり、市内を網の目のように走っていて、主な観光スポットをカバーしている。 またパリでは交通渋滞が多いが、メトロはその影響を受けなく、比較的時間どおりに運行される。

歴史と規模

パリのメトロは1900年に開業し、フランス革命100周年を祝うために建設されました。

現在、パリのメトロは14の路線と303の駅から成り、約220キロメートルにわたります。 これは世界で最も広範な地下鉄ネットワークの1つです。

パリのメトロはパリ市内の主要な観光地やビジネス地域にアクセスするための便利な交通手段であり、パリを訪れる観光客や地元の住民に利用されています。

パリのメトロの特徴

パリのメトロは14の路線と303の駅から成りたっていて、パリ市内ほぼ20区をカバーしています。乗り換え駅はほぼ70駅あり、切符1枚でどこからどこまでも行けます。

パリのメトロの路線図は非常に分かりやすく、各駅には路線図が掲示されています。 できれば観光局で路線図を手に入れておき、翌日に乗るルートを決めておこう。

<駅の窓口でもらった路線図 メトロ、RER,BUSも含む>

チケットは単一乗車券やカルネット(10枚つづりの券)などがあり、他の公共交通機関(バス、トラム、RERなど)との統合チケットも利用できます。

密集度が高い

東京の地下鉄と比較すると、東京23区内の地下鉄駅がパリとほぼ同じ300ちょっと同じ規模なのに対し、パリ市の面積は東京23区の約6分の1なのでメトロの密集度は約6倍です。

メトロでは体感的にパリ市内のどこにいても10分ぐらい歩けば駅に行けるイメージで、東京に比べると隣の駅は歩いてもかなり近い感じです。

ただ、路線変更の構内乗り換えに隣の駅ぐらいの距離を歩くところもあったような記憶があります。

切符やバスの種類と内容

メトロとバス、トラム、RER(メトロ区間のみ)のチケットは共通です。 1回券や10回券、1週間、1か月用の定期(ナヴィゴ (Navigo))などいろいろの種類があります。 具体的な行動計画に合わせ、チケットの購入をすることが重要です。

ナヴィゴ(ナヴィゴ・デクーヴェルト)とは地下鉄(メトロ)、バス、トラム(路面電車)が乗り放題になる交通系ICカードです。 ただ、1週間といっても月曜日に始まり、日曜日に終了なので、実際の旅行のタイミングによっては使いづらいです。

参考に私の分を表示します。顔写真が必要で、作るつもりなら、準備して持って行ったほうがいいです。パリの最後の2日が、月曜日、火曜日だったので、チャージしなかったら、チケットで処理するのが面倒でした。

<XXXXXの部分が名前です>

メトロのトイレ事情 車両及び駅にはトイレなし

・日本とは違い、車両及び駅にはトイレがありません。

芸術の都の地下鉄

パリのメトロには、駅やトンネル内に多くの美術作品や装飾があり、これらは「地下美術館」として知られています。一部の駅はアール・ヌーヴォー様式で装飾され、他の駅には美術作品や彫刻が展示されています。

また乗り換え通路などを利用してコンサートが行われています。旅行中に何度か見かけました。 きちんと当局に許可を取って演奏をやっているようです。

<この方たちは許可を取ってないような?>

実際の乗降車の仕方

METROを探せ

メトロの表示は、一般的には黄色で丸に囲まれたⅯが一般的な目印?だが、METROと書かれたものとかあるのでそれで駅を探す。

また古い路線では、Metropolitainとの表示がある。また乗る前には路線図を確認し、路線番号と終着駅を確認しよう。

<四角もありました>

チケットの買い方

窓口で買う場合は、必ず現金を準備する、それも小銭を。(紙幣でお釣りがないこともあるようなケースも)

自動券売機で買う場合は、目的駅のつづりを覚えて該当するボタン?を押し、そして1回券か10回券かを押す。

乗降車

改札はすべて自動改札で、自動改札機にチケットを挿入すると扉が開くか、ターンバーを3分の1まで押スト扉が開くパターンがある。 ホームまでの案内は、路線図と同じように路線番号と終着駅で表示されている。

<4,6,12,13番線が交わるのはモンパルナス・ビアンブニュー(MntparnasseBienvenue)駅>

乗る場合、ドアは自動でない場合が多いので、ノブを回すかボタンを押す。 メトロは車内アナウンスがないので、いくつ目で降りるか覚えておき、ドアは手動なので手で開ける。 改札が複数ある場合は案内図を確認する。

<サンドニにサッカーを見に行きました 5番出口です>

A駅からB駅は最大2回の乗り換えで必ず行ける

メトロは14の路線があり、駅は300を越える数がありますが、A駅からB駅はそれぞれどのパターンでも最大2回乗り換えれば必ず行ける設計になっているそうです。 これを書くにあたってそれが正しいかどうか確認したかったのですが、根拠となった資料を見つけられませんでした。

ただパリに行く前に、路線図を見ながら、観光スポットAから観光スポットBへ行く場合は、というシュミレーションを繰り返しましたが、必ずできました。 そのシュミレーションを50回以上はやったはずなので、ほぼ正しいと思います。

エッフェル塔から、モンマルトルへ

エッフェル塔から6番線のビラケム駅(Bir-Hakeim)で乗り、シャルル・ドゴール・エトワール駅(CharlesdeGaulleEtoile)で2番線に乗り換え、アンベール(Anvers)で降りるとモンマルトルへ上るケーブル乗り場が近くにある。

サンジェルマン・デ・プレからオペラ座へ

4番線のサンジェルマンデプレ(SaintGermaindes-Pres)から乗り、シャトレ(Chatelet)で7番線に乗り換えてオペラ(Opera)で降りれば、すぐオペラガルニエに。 または、レオミュールセバストボル(ReaumurSebastopol)で3番線に乗り換えても行ける。

エッフェル塔からサン・トゥアンの蚤の市へ

エッフェル塔から6番線のビラケム駅(Bir-Hakeim)で乗り、シャルル・ドゴール・エトワール駅(CharlesDeGaulleEtoile)で2番線に乗り換え、バルベスロシュシュアール(BarbesRochechouart)で4番線に乗り換え乗り換えて、終点のポルトドクリニャンクール(PortedeClignancourt)で降りるとサントゥアン蚤の市へ。

少し遠回りだが、同じく6番線のビラケム駅(Bir-Hakeim)で乗り、反対側に向かいモンパルナス・ビアンブニュー(MntparnasseBienvenue)で4番線に乗り換えると、1回の乗り換えで終点のポルトドクリニャンクール(PortedeClignancourt)へ行ける。

A駅からB駅は最大2回の乗り換え説の検証

gooogleで問い合わせたのですが、そんな説は出てこなかったです。 それで、ChatGPTとグーグルマップで問い合わせてみました。

チャットGPT

パリのメトロでA駅からB駅にどんなケースでも2回の乗り換えで到達可能かと聞くと、メトロの路線網は複雑で2回の乗り換えでは無理なケースもあるとの回答だった。 では、できないケースを出してくれと言うと複雑でできないという回答だけだった。なおも何度も質問すると、最後はデータを持ってないので答えられないということであった。

結論としては、私がチャットGPTに感じたのは、具体的な根拠がなくてもなんとなく無理だろうという結論を出し、そういう思考方法はかなり人間的な面もあるのかなというのが感想であった。

「ChatGPT は間違いを犯す可能性があります。重要な情報を確認することを検討してください。」という段階ということを痛感しました。

グーグルマップ

グーグルマップの経路確認で問い合わせると、適切な乗り換えを回答してくれます。 ただ素晴らしいと感じるか、余計なお世話と感じるか分かれると思いますが、A駅と指定しても5分ぐらいで歩ける範囲のC駅をスタートとし、到着も同様にB駅でなくⅮ駅とするケースがあります。

乗り換えを考えると駅構内の歩行時間と、電車の到着を待つ時間を合計で10分ぐらいだと考えると、歩いて乗り換えを減らすほうがメリットがあるとの判断なのでしょう。 ただ、グーグルマップで歩くコースがわかって、道に迷わないのが大前提でしょうが。

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県。自動車会社でサラリーマンをやってました。趣味はサッカーと旅行です。旅行は、現地情報等徹底的に調べてから行きます。調べるのも趣味。見ている方に、行った気持になっていただければと思って書いています。

ツネジイをフォローする
情報