パリ旅行を計画する際、美味しい食事は欠かせません。ここでは、予算を考えつつ、カジュアルに楽しめるパリの食事プランを紹介します。
今回は、パリ旅行の費用の中の食費(その1)についての解説です。
パリ旅行の食費:期間別の相場と必要な予算を考える
まず、旅行期間によって変わる食費の目安について知っておきましょう。短期間でも、長期滞在でも、賢くプランを立てることでパリのグルメを存分に楽しむことができます。
3泊4日・4泊6日の食事に必要な費用とは
3泊4日の旅行であれば、朝食はカフェで軽く済ませ、昼食と夕食にレストランを利用する計画が一般的です。予算は1日30〜50ユーロが目安です。4泊6日になると、ランチはお手軽に済ませ、ディナーで少し贅沢をする日を設けると良いでしょう。
1週間のパリ滞在と食費の目安
1週間の滞在では、スーパーやテイクアウトを利用しつつ、外食を数回に絞ることでコストを抑えられます。1日あたり30〜40ユーロを目安に、地元の味を楽しみましょう。
これを読んでおられる方は、ユーロを円に置き換えてどのような食事内容かを想像されていると思いますが、もう少し現実は厳しい状況です。
と言いますのは、パリの食事代は非常に高く、その原因は人件費が高く、また観光客なので、高い食事代にも対応していると思います。
それで、40ユーロということは為替レートにもよりますが、6000円で3食を想像していると思いますが、現実は食費が高いので、日本での3から4千円と思う必要があります。
つまり、日本で旅行した場合、朝食は500円、昼食1000円、夕食2000円ぐらいの内容の食事と思います。
学生旅行向けの節約食費プランの紹介
学生旅行では、パンやフルーツ、サラダをスーパーで購入してピクニックを楽しむのもおすすめです。パリの公園でのランチはお手軽で贅沢な気分になれます。
もう一つの学生向けは、ずばり学生食堂。パリ大学の学生向けに生協が提供している学生食堂です。パリ市内各所にあります。国際学生証があれば3ユーロで食べられますが、一般でも8ユーロ以下です。
学生食堂といえども食の国ですから、基本はフルコースで、主食、副菜、デザートとなっています。詳細は学食のブログをご覧ください。
<これで7.2ユーロです>
観光地周辺で楽しむ人気のランチスポット
パリの観光地周辺には、手軽で美味しいランチスポットが数多くあります。観光の合間に立ち寄って、エネルギーをチャージしましょう。
エッフェル塔近くのおすすめカフェとは
エッフェル塔周辺には、景色を楽しみながらランチをとれるカフェがあります。ピクニックも良いアイデアです。周辺のパン屋やチーズショップで簡単な食事を用意しましょう。
ルーブル美術館周辺のランチ事情
ルーブル美術館の近くには、テラス席のあるレストランやカフェが点在しており、ミュージアム巡りの合間に利用できます。軽めのサラダやサンドイッチなどが手軽です。
また、この近辺には、フードコートがあり、お手ごろな価格で食事を食べられます。
もう一つは、パリの老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」の本館の最上階に、外のカフェレストランで食べるよりもお手ごろ価格のフードコートがあります。
観光客に人気のテイクアウト惣菜ショップ
パリには「モノプリ」や「フランプリ」といったスーパーがあり、新鮮な惣菜をテイクアウトすることが可能です。おしゃれな公園でのランチもおすすめです。
パリの食文化を味わうための定番メニュー紹介
フランス料理の奥深さを味わえる定番メニューを紹介します。ワインやデザートもぜひ楽しんでみてください。
フランス料理と共に楽しむベストなワイン
パリのレストランでは、地元産のワインが豊富に揃っています。肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインが定番です。
必食!パリのデザートマカロンとクレープ
マカロンやクレープは、パリならではのスイーツです。観光途中で立ち寄れるカフェで一息つきながら、パリの味覚を満喫しましょう。
ローカルのマルシェで手に入る新鮮な食材
地元のマルシェ(市場)では、新鮮な野菜やフルーツが並びます。マルシェを訪れると、パリの食文化をより身近に感じることができます。
パリ旅行での食事プラン:朝食からディナーまで
一日を通しての食事プランを考えると、旅の充実感が増します。朝から夜までのおすすめプランをご紹介します。
地元の人が愛する朝食メニューのススメ
朝はカフェでクロワッサンとコーヒーを。軽めの朝食がパリ流です。街角のカフェでの朝食は、パリの日常を感じられる貴重な体験です。
これに対し、がっつりした朝食なら、クロワッサンかバゲットを近所のパン屋さんで購入し、スーパーで購入した野菜とチーズを食するのもありです。
パン屋さんは朝食に備えかなり早く店を開いているので、焼きたてのパンは非常においしいし、また野菜とチーズは農業国フランスだけあり安価で美味です。
リーズナブルなディナー選びのコツ
ディナーは、地元の小さなビストロやレストランでカジュアルに楽しむのがおすすめです。メニューは事前に確認し、予算に合うお店を選びましょう。
フランス式の食事時間とマナーについて
パリのレストランでは、ディナーは遅めの19時以降からスタートすることが多いです。ゆっくりと食事を楽しむのがフランス式です。
一人旅でも楽しめる美味しい外食体験
一人旅でも気軽に食事が楽しめるお店がたくさんあります。一人で過ごす時間を気軽に楽しみましょう。
一人でも入りやすいカジュアルなレストラン
パリには、一人でも入りやすいカジュアルなレストランが数多くあります。小さなテーブル席のあるカフェやビストロは一人客にもぴったりです。
パリのバルで楽しむ気軽なひととき
パリのバル(バー)は、一人でふらりと立ち寄れるスポットです。ワインやビールを片手に、地元の雰囲気を楽しみましょう。
人気のソロ向け食事プランと注意点
一人旅ならではの気軽な食事スタイルを楽しむため、周囲を気にせず自由なプランを選びましょう。ビストロやカフェが特におすすめです。
まとめ
パリでの食事は、予算やシチュエーションに応じてさまざまな楽しみ方ができます。美味しい食事と共に、パリの街の雰囲気を存分に味わいましょう。
食事についてのブログ紹介
今回のブログの後編として
また、パリの食事事情について、実体験に基づいたブログがあります(少し客観性に欠ける面もあると思います)ので、良かったらご覧になって下さい。