【マドレーヌ教会】、激動の歴史の影響を受けても、当初の聖女の教会へ

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パリのマドレーヌ寺院(Église de la Madeleine)の最寄りのメトロ駅は「Madeleine」駅です。これはメトロ8号線、12号線、14号線に位置しています。この駅からマドレーヌ寺院までは徒歩ですぐにアクセスできます。

マドレーヌ教会の不思議な歴史

マドレーヌ教会の建設は、ルイ15世の治世下で聖女マドレーヌに捧げる教会として1764年に始まりました。 当初はルイ15世の軍事勝利を記念して建設されることになっていましたが、彼の死後に方針が変更されました。

ナポレオン・ボナパルトの治世下で、マドレーヌ教会をパリの「祖国の軍人たちのための軍事の礼拝堂」として考え、そのために内部が大きく改修されました。

しかし、 ナポレオンの失脚後、ルイ18世によってカトリック教会に用途が戻され、1842年に完成した.

マドレーヌ教会の歴史の変遷を表した特徴

マドレーヌ教会の歴史的経緯から、外観はコリント式の高さ30mの柱が52本並べるなど古代ギリシア・古代ローマの神殿を模したネオ・クラシック様式(新古典主義建築)である。

内部に入ると右側に『聖母マリアの婚礼』像が、左側には『キリストの洗礼』」像が安置され、主祭壇はカルロ・マロケッティらによる『聖マグダラのマリアの歓喜』像で飾られている。

このように多くの美術作品で飾られているマドレーヌ寺院だが、現在は「イコン展」をはじめとする美術展など限られたイベントが実施されている。

マドレーヌ教会は音楽の演奏やコンサートにも利用されており、その音響設備は非常に優れています。教会の壮大な内部空間は、クラシック音楽などの演奏に最適な環境を提供しています。

この教会はパリの主要な観光名所の一つであり、多くの観光客が訪れます。その美しい建築や歴史的な重要性から、写真を撮ったり散策したりする人々が絶えません。

数多くの美術品や装飾品に飾られて

マドレーヌ教会のドーム内部には、有名な画家によって描かれた美しいフレスコ画があります。これらの絵画は、聖書の場面や宗教的な主題を描いています。

教会の内部には、大理石で作られた彫刻や装飾が豊富にあります。壁や柱、祭壇などには彫刻や装飾的な彩色が施され、教会全体が美しく飾られています。

また、 この教会には、巨大なオルガンがあります。このオルガンは歴史的な価値が高く、音楽の演奏や儀式で使用されています。

このマドレーヌ教会とパンテオンを対比する読み物を作成したので、興味があれば読んでください。

訪れたい近くの観光スポット

オペラ・ガルニエ: マドレーヌ教会から歩いて数分の距離にある、壮大なオペラハウスです。オペラ・ガルニエは、19世紀に建てられた美しい建築と豪華な内装で知られています。ガイドツアーに参加したり、公演を鑑賞したりすることができます。

ルーブル美術館: マドレーヌ教会から地下鉄やタクシーで数駅の距離にある、世界最大の美術館です。ルーブル美術館には、モナ・リザやヴィーナス・ド・ミロなど、数々の名作が展示されています。

コンコルド広場:この 広場は徒歩10分の距離にあり、歴史的な建築や美術品で飾られ、エジプトのオベリスクの周りには美しい噴水が設置されており、パリのランドマークの一部となっている。

贖罪教会:フランス革命中に処刑されたルイ16世とマリー・アントワネットを追悼するため建てられた教会で、彼らが一時的に埋葬されていた場所に建てられました。

エルメス本店:ハイブランドの一つであるエルメスの本店で、特に豪華な店舗と、本店ならではの商品が豊富なことで知られている。

プランタンデパート:パリの中心部に位置し、観光客にとっても地元の人々にとっても人気のショッピングスポットです。オスマン大通りに面しており、1865年の創業以来、パリのファッションとライフスタイルを牽引する存在として知られています。

サンラザール駅 (Gare Saint-Lazare):パリで最も古い鉄道駅の一つで、ノルマンディー地方への主要な出発点です。

モンマルトル地区: マドレーヌ教会から地下鉄で数駅の距離にあるモンマルトル地区は、ボヘミアンな雰囲気やサクレクール寺院、アーティストの集まる広場など、魅力的な観光スポットが点在しています。

プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

出身地は、東京ラブストーリーのカンチと同じ愛媛県。自動車会社でサラリーマンをやってました。趣味はサッカーと旅行です。旅行は、現地情報等徹底的に調べてから行きます。調べるのも趣味。見ている方に、行った気持になっていただければと思って書いています。

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