パリ1~20区の特徴、有名な観光スポット、治安状況、ホテルの価格等をレポート

パリ20区地図 情報

パリ旅行をこれから計画される方は、
対象別・興味別、エリア別に整理したまとめ記事も参考にしてください。

👉 パリ旅行まとめブログ

  1. 1区:ルーヴル周辺 – 王宮の歴史と観光の中心地
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  2. 2区:オペラ周辺 – 商業とパッサージュの街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  3. 3区:マレ北部 – 芸術とカルチャーの街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  4. 4区:ノートルダムと旧市街 – 伝統と観光の中心
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  5. 5区:カルチェ・ラタン – 学生街の歴史と知性
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  6. 6区:サンジェルマン=デ=プレ – 文学とカフェ文化
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  7. 7区:エッフェル塔周辺 – 上品で格式ある住宅街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  8. 8区:シャンゼリゼ – 高級ショッピングと観光の中心
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  9. 9区:オペラ・ガルニエ – 劇場とショッピング街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  10. 10区:カナル・サンマルタン – 若者とカルチャーの街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  11. 11区:バスティーユ – 夜の街・バー・音楽文化
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  12. 12区:ベルシー – 近代と自然の調和
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  13. 13区:ビジネスとアジア文化の混在
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  14. 14区:モンパルナス – 芸術家の街の伝統
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  15. 15区:閑静で地元感の強い住宅街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  16. 16区:高級住宅地 – 上品で静かなエリア
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  17. 17区:新旧が混在する落ち着きのある街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  18. 18区:モンマルトル – 芸術と観光の人気エリア
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  19. 19区:パークとカルチャーの多様性あふれる区
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況
  20. 20区:ベルヴィル・メニルモンタン – 多文化とアートの街
    1. 特徴・雰囲気・歴史
    2. 観光スポット(3つ)
    3. 治安状況
    4. ホテル価格状況

1区:ルーヴル周辺 – 王宮の歴史と観光の中心地

特徴・雰囲気・歴史

パリの中心。旧王宮や政府機能が集まり、歴史的建造物や高級ブティックが多い格式あるエリア。

観光スポット(3つ)

ルーヴル美術館

チュイルリー公園

パレ・ロワイヤル

治安状況

日中は観光客が多く治安は良い。ただし美術館周辺のスリは多いので注意。

ホテル価格状況

最高級の宮殿ホテル (Palace Hotel) や、歴史的な建物を改築した高級ブティックホテルが集中。パリで最も高価なエリア。 超高価格。客室単価が非常に高い。

高級ホテルが中心で価格帯は 1泊€250〜€600以上。

2区:オペラ周辺 – 商業とパッサージュの街

特徴・雰囲気・歴史

ビジネス街だが、パッサージュ(アーケード商店街)が多く、歩いて楽しい区域。

観光スポット(3つ)

オペラ・コミック座

パッサージュ・ジュフロワ

ブルス広場

治安状況

夜間や人通りの少ないパッサージュ内でのひったくりに注意。

ホテル価格状況

金融街。古いパッサージュ内に隠れた個性的なブティックホテルや、ビジネスホテルが多い。 中価格。観光地でありつつビジネス需要で価格が安定。

中価格帯が中心で €150〜€300。

3区:マレ北部 – 芸術とカルチャーの街

特徴・雰囲気・歴史

若者やクリエイターが集まるエリア。おしゃれな雑貨店が多い。

観光スポット(3つ)

カルナヴァレ博物館

ピカソ美術館

マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ

治安状況

比較的良好だが、人気の観光地周辺ではスリに注意。

ホテル価格状況

北マレ。アートギャラリーの近くに、デザイン重視のモダンでトレンディなホテルやアパートメントが多い。 高価格。4区よりやや手頃だが、デザイナーズホテルが多い。

ブティックホテルが多く €160〜€300。

4区:ノートルダムと旧市街 – 伝統と観光の中心

特徴・雰囲気・歴史

シテ島・サンルイ島など、パリ発祥の地を含む伝統と観光の中心地。

観光スポット(3つ)

ノートルダム大聖堂

ヴォージュ広場

ポンピドゥー・センター

治安状況

観光客が多いため、スリや置き引きに厳重な警戒が必要。

ホテル価格状況

マレ地区。歴史的な雰囲気を保ちつつ、内装にこだわったお洒落なブティックホテルが多い。規模は小さめ。 高価格。特に週末やホリデーシーズンは人気が高い。

高めで €200〜€400。

5区:カルチェ・ラタン – 学生街の歴史と知性

特徴・雰囲気・歴史

大学が多く、若者と学問の街という雰囲気。

観光スポット(3つ)

パンテオン

ソルボンヌ大学

ムフタール通り

治安状況

観光地や大学周辺は賑やかだが、夜間の一部の裏通りは注意。

ホテル価格状況

カルチェ・ラタン。ソルボンヌ大学周辺の学生街のため、クラシックで素朴な中級ホテルや、比較的リーズナブルな宿も混在。 中〜高価格。立地の良さから最低価格帯は高め。

中〜高価格帯 €150〜€300。

6区:サンジェルマン=デ=プレ – 文学とカフェ文化

特徴・雰囲気・歴史

高級住宅地で、落ち着いた雰囲気の芸術的エリア。

観光スポット(3つ)

サン・ジェルマン・デ・プレ

リュクサンブール公園

有名文学カフェ(カフェ・ド・フロールなど)

治安状況

富裕層を狙った犯罪(車上荒らし、高級ブティックでの万引きなど)が発生。

ホテル価格状況

サン=ジェルマン=デ=プレの老舗ホテル。文学者や芸術家が愛した歴史を持つ、シックでエレガントなホテルが多い。 高価格。客室数が少ない隠れ家的な高級ホテルも多い。

高級寄り €200〜€450。

7区:エッフェル塔周辺 – 上品で格式ある住宅街

特徴・雰囲気・歴史

政府機関も多く、非常に整った高級住宅地。

観光スポット(3つ)

エッフェル塔

オルセー美術館

アンヴァリッド

治安状況

最も治安が良いとされるエリアの一つ。ただし、エッフェル塔周辺はスリの温床。

ホテル価格状況

エッフェル塔やオルセー美術館に近く、静かで上品な高級ブティックホテルや、富裕層向けの短期アパートメントが多い。 高価格。静かで落ち着いた滞在を求める層に人気。

高級ホテルが多く €250〜€600以上。

8区:シャンゼリゼ – 高級ショッピングと観光の中心

特徴・雰囲気・歴史

華やかな大通りと高級ブランド街。

観光スポット(3つ)

凱旋門

シャンゼリゼ通

グラン・パレ

治安状況

人混み(特にシャンゼリゼ通り)でのスリ、高級ブティック周辺での詐欺に注意。

ホテル価格状況

シャンゼリゼ通り、フォーブール・サントノレ通り沿いの五つ星ホテル、ビジネス客向けの高級チェーンホテルが多い。 超高価格。ビジネス需要も高く、平日も高値傾向。

高級中心 €250〜€700。

9区:オペラ・ガルニエ – 劇場とショッピング街

特徴・雰囲気・歴史

ギャラリーラファイエットなど、大型デパートが集中。

観光スポット(3つ)

オペラ・ガルニエ

ラファイエット百貨店

グレヴァン博物館

治安状況

百貨店周辺、地下鉄の駅(サン・ラザールなど)周辺でスリや押し売りに注意。

ホテル価格状況

オペラ座、デパート周辺。ビジネス客や買い物客向けの中〜大型の国際チェーンホテルが多い。 中〜高価格。ビジネス需要が高く、予約時期による変動が大きい。

中価格帯 €130〜€250。

10区:カナル・サンマルタン – 若者とカルチャーの街

特徴・雰囲気・歴史

運河沿いが人気でカフェ文化が発達。

観光スポット(3つ)

サン・マルタン運河(映画アメリで有名)

パリ東駅

サン・ヴァンサン・ド・ポール教会

治安状況

駅構内および周辺は、パリで最もスリ・置き引きが多い場所の一つ。夜間は運河沿いでも注意。

ホテル価格状況

北駅・東駅周辺。駅近の機能的なビジネスホテルや、低価格な宿泊施設が多い。サン・マルタン運河沿いにはお洒落なホステルも。 中価格。駅周辺は選択肢が多く、価格競争で比較的抑えめ。

中価格帯 €100〜€200。

パリ旅行をこれから計画される方は、
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11区:バスティーユ – 夜の街・バー・音楽文化

特徴・雰囲気・歴史

バー・ライブハウスが多く若者でにぎわう。

観光スポット(3つ)

バスティーユ広場

オベルカンフ通り

サン・タンブロワーズ教会

治安状況

夜間の騒音や、酔っ払いによるトラブル。若者や観光客を狙ったひったくり。

ホテル価格状況

バスティーユ、レピュブリック周辺の活気あるエリア。デザイン性が高く、若者向けのホステルやモダンな中級ホテルが多い。 中価格。コストパフォーマンスを重視する旅行者に人気。

比較的手頃 €100〜€200。

12区:ベルシー – 近代と自然の調和

特徴・雰囲気・歴史

公園や新しいショッピングエリアが多くファミリー向け。

観光スポット(3つ)

ベルシー・ヴィラージュ

ヴァンセンヌの森

<ヴァンセンヌ城>

国立図書館(近隣)

治安状況

リヨン駅周辺とヴァンセンヌの森(夜間は特に)で注意が必要。

ホテル価格状況

リヨン駅周辺やベルシー地区。大型のビジネスホテルや、ヴァンセンヌの森方面にはモーテルに近い宿泊施設も。 低価格。駅周辺を除くと、中心部に比べてかなり手頃になる。

中程度 €120〜€220。

13区:ビジネスとアジア文化の混在

特徴・雰囲気・歴史

アジア系コミュニティが大きい活気ある地域。

観光スポット(3つ)

ビュット=オ=カイユ地区

フランス国立図書館

オリンピアード地区

治安状況

比較的治安は安定しているが、駅周辺や大きなマーケットの日には警戒。

ホテル価格状況

チャイナタウン。大型の国際チェーンホテルが一部あるが、観光客向けのホテルは少なく、価格は比較的安定して低め。 低価格。中心部から離れるため、静かでリーズナブルな宿が多い。

比較的手頃 €100〜€180。

14区:モンパルナス – 芸術家の街の伝統

特徴・雰囲気・歴史

歴史的に芸術家が集まった落ち着いた住宅街。

観光スポット(3つ)

モンパルナスタワー

カタコンブ(地下墓地)

モンパルナス墓地

治安状況

カタコンブ周辺やモンパルナス駅周辺でのスリ。夜間は静かな住宅街での一人歩きに注意。

ホテル価格状況

モンパルナス周辺。落ち着いた住宅地に、家族向けの中級ホテルやレジデンスタイプのアパルトテルが多い。 中価格。中心部より価格が下がり始め、長期滞在にも向く。

中価格帯 €120〜€220。

15区:閑静で地元感の強い住宅街

特徴・雰囲気・歴史

観光地ではないが暮らしやすく落ち着いている。

観光スポット(3つ)

パルク・アンドレ・シトロエン

ボーグルネル・ショッピングセンター

国際大学都市(近い)

治安状況

最も治安が良いとされるエリアの一つ。観光客は少ないため、大きな問題は少ない。

ホテル価格状況

パリ最大の住宅街。観光客が少なく、一般的な中級のチェーンホテルやレジデンスが多く、広めの客室を持つホテルが見つかりやすい。 中価格。パリの中では最もコストパフォーマンスが良いエリアの一つ。

中〜高価格帯 €150〜€250。

16区:高級住宅地 – 上品で静かなエリア

特徴・雰囲気・歴史

緑多く富裕層が多い区。

観光スポット(3つ)

トロカデロ広場

パレ・ド・トーキョー

ブローニュの森

治安状況

非常に治安が良いが、トロカデロ広場はスリが多い。

ホテル価格状況

パリで最も富裕な閑静な住宅街。観光客向けよりは、長期滞在型のアパルトテルや、落ち着いた高級ホテルが多い。 高価格。中心部に比べると選択肢は少ないが、質が高い。

高級寄り €200〜€500。

17区:新旧が混在する落ち着きのある街

特徴・雰囲気・歴史

家族層が多く、モンソー公園が美しい。

観光スポット(3つ)

モンソー公園

バティニョール市場

旧証券取引所跡

治安状況

ほとんど住宅街で比較的安全。人通りの少ない夜道は注意。

ホテル価格状況

西部の閑静な住宅街。ビジネス客や家族連れ向けの清潔で快適な中級ホテルが中心。 中価格。中心部から少し離れるため、価格は抑えめ。

中価格帯 €120〜€220。

18区:モンマルトル – 芸術と観光の人気エリア

特徴・雰囲気・歴史

丘の上に広がるアートの街。

観光スポット(3つ)

サクレ・クール寺院

テルトル広場

ルピック通り

治安状況

サクレ・クール寺院周辺、ムーラン・ルージュ周辺はスリ、ミサンガ詐欺、押し売りが非常に多い。夜間は特にピガール周辺の路地は注意。

ホテル価格状況

モンマルトルの丘。観光地周辺には個性的なブティックホテルもあるが、外周部には安価なホテルやホステルが多い。 低価格。エリア内で価格差が大きい。低予算滞在の選択肢が豊富。

手頃〜中価格帯 €100〜€180。

19区:パークとカルチャーの多様性あふれる区

特徴・雰囲気・歴史

移民が多く多文化的。

観光スポット(3つ)

ビュット=ショーモン公園

パリ・フィルハーモニー(ラ・ヴィレット公園内にある「シテ・ド・ラ・ミュジック」(1997年開業)内の施設 )

ラ・ヴィレット公園

治安状況

他の区に比べ犯罪率が高め。特にメトロの終点付近や公園の夜間は注意。

ホテル価格状況

ラ・ヴィレット公園周辺。再開発地域に大規模なチェーンホテルや、ホステルが多い。 低価格。中心地へのアクセスはやや不便だが、その分安い。

手頃 €90〜€150。

20区:ベルヴィル・メニルモンタン – 多文化とアートの街

特徴・雰囲気・歴史

芸術家と移民コミュニティが混ざり独特の雰囲気。

観光スポット(3つ)

ペール=ラシェーズ墓地

ベルヴィル公園

メニルモンタン通り

治安状況

場所によって治安が不安定。ペール・ラシェーズ墓地周辺は比較的安全だが、ベルヴィルやメニルモンタンの夜間の路地は注意が必要。

ホテル価格状況

パリの庶民的な下町。小さな独立系の安価なホテルやホステルが多い。地元の生活体験を重視する層に人気。 低価格。パリで最も手頃な価格帯が見つかるエリアの一つ。

比較的手頃 €90〜€160。

パリ旅行をこれから計画される方は、
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プロフィール
ツネジイ
ツネジイ

現役時代は自動車会社でサラリーマンをやってました。
趣味は海外旅行で、行く対象は現地情報等徹底的に調べてから行きます。
ブログを立ち上げた理由
パリに行こうと決めてから、1年余りあり、そのタイミングで仕事も終わったので、図書館で毎日パリ関係の本を読んでいました。
その調査と、実際に体験したことを伝えてたいと思いブログを立ち上げました。
読んでいただく方にパリの情報を知らせ、有意義な旅行が出来る助けになればと思っています。まだまだ途中ですが、実際にパリに行って分からないことがあると、このブログで検索すれば、ガイドブックと同じように役に立つようになれば良いと思って情報を増やしたいと思います。

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