パリ旅行をこれから計画される方は、
対象別・興味別、エリア別に整理したまとめ記事も参考にしてください。
- 1区:ルーヴル周辺 – 王宮の歴史と観光の中心地
- 2区:オペラ周辺 – 商業とパッサージュの街
- 3区:マレ北部 – 芸術とカルチャーの街
- 4区:ノートルダムと旧市街 – 伝統と観光の中心
- 5区:カルチェ・ラタン – 学生街の歴史と知性
- 6区:サンジェルマン=デ=プレ – 文学とカフェ文化
- 7区:エッフェル塔周辺 – 上品で格式ある住宅街
- 8区:シャンゼリゼ – 高級ショッピングと観光の中心
- 9区:オペラ・ガルニエ – 劇場とショッピング街
- 10区:カナル・サンマルタン – 若者とカルチャーの街
- 11区:バスティーユ – 夜の街・バー・音楽文化
- 12区:ベルシー – 近代と自然の調和
- 13区:ビジネスとアジア文化の混在
- 14区:モンパルナス – 芸術家の街の伝統
- 15区:閑静で地元感の強い住宅街
- 16区:高級住宅地 – 上品で静かなエリア
- 17区:新旧が混在する落ち着きのある街
- 18区:モンマルトル – 芸術と観光の人気エリア
- 19区:パークとカルチャーの多様性あふれる区
- 20区:ベルヴィル・メニルモンタン – 多文化とアートの街
1区:ルーヴル周辺 – 王宮の歴史と観光の中心地
特徴・雰囲気・歴史
パリの中心。旧王宮や政府機能が集まり、歴史的建造物や高級ブティックが多い格式あるエリア。
観光スポット(3つ)

治安状況
日中は観光客が多く治安は良い。ただし美術館周辺のスリは多いので注意。
ホテル価格状況
最高級の宮殿ホテル (Palace Hotel) や、歴史的な建物を改築した高級ブティックホテルが集中。パリで最も高価なエリア。 超高価格。客室単価が非常に高い。
高級ホテルが中心で価格帯は 1泊€250〜€600以上。
2区:オペラ周辺 – 商業とパッサージュの街
特徴・雰囲気・歴史
ビジネス街だが、パッサージュ(アーケード商店街)が多く、歩いて楽しい区域。
観光スポット(3つ)
オペラ・コミック座

ブルス広場
治安状況
夜間や人通りの少ないパッサージュ内でのひったくりに注意。
ホテル価格状況
金融街。古いパッサージュ内に隠れた個性的なブティックホテルや、ビジネスホテルが多い。 中価格。観光地でありつつビジネス需要で価格が安定。
中価格帯が中心で €150〜€300。
3区:マレ北部 – 芸術とカルチャーの街
特徴・雰囲気・歴史
若者やクリエイターが集まるエリア。おしゃれな雑貨店が多い。
観光スポット(3つ)

マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ
治安状況
比較的良好だが、人気の観光地周辺ではスリに注意。
ホテル価格状況
北マレ。アートギャラリーの近くに、デザイン重視のモダンでトレンディなホテルやアパートメントが多い。 高価格。4区よりやや手頃だが、デザイナーズホテルが多い。
ブティックホテルが多く €160〜€300。
4区:ノートルダムと旧市街 – 伝統と観光の中心
特徴・雰囲気・歴史
シテ島・サンルイ島など、パリ発祥の地を含む伝統と観光の中心地。
観光スポット(3つ)

ヴォージュ広場
治安状況
観光客が多いため、スリや置き引きに厳重な警戒が必要。
ホテル価格状況
マレ地区。歴史的な雰囲気を保ちつつ、内装にこだわったお洒落なブティックホテルが多い。規模は小さめ。 高価格。特に週末やホリデーシーズンは人気が高い。
高めで €200〜€400。
5区:カルチェ・ラタン – 学生街の歴史と知性
特徴・雰囲気・歴史
大学が多く、若者と学問の街という雰囲気。
観光スポット(3つ)

ムフタール通り
治安状況
観光地や大学周辺は賑やかだが、夜間の一部の裏通りは注意。
ホテル価格状況
カルチェ・ラタン。ソルボンヌ大学周辺の学生街のため、クラシックで素朴な中級ホテルや、比較的リーズナブルな宿も混在。 中〜高価格。立地の良さから最低価格帯は高め。
中〜高価格帯 €150〜€300。

6区:サンジェルマン=デ=プレ – 文学とカフェ文化
特徴・雰囲気・歴史
高級住宅地で、落ち着いた雰囲気の芸術的エリア。
観光スポット(3つ)

有名文学カフェ(カフェ・ド・フロールなど)
治安状況
富裕層を狙った犯罪(車上荒らし、高級ブティックでの万引きなど)が発生。
ホテル価格状況
サン=ジェルマン=デ=プレの老舗ホテル。文学者や芸術家が愛した歴史を持つ、シックでエレガントなホテルが多い。 高価格。客室数が少ない隠れ家的な高級ホテルも多い。
高級寄り €200〜€450。
7区:エッフェル塔周辺 – 上品で格式ある住宅街
特徴・雰囲気・歴史
政府機関も多く、非常に整った高級住宅地。
観光スポット(3つ)


治安状況
最も治安が良いとされるエリアの一つ。ただし、エッフェル塔周辺はスリの温床。
ホテル価格状況
エッフェル塔やオルセー美術館に近く、静かで上品な高級ブティックホテルや、富裕層向けの短期アパートメントが多い。 高価格。静かで落ち着いた滞在を求める層に人気。
高級ホテルが多く €250〜€600以上。
8区:シャンゼリゼ – 高級ショッピングと観光の中心
特徴・雰囲気・歴史
華やかな大通りと高級ブランド街。
観光スポット(3つ)


治安状況
人混み(特にシャンゼリゼ通り)でのスリ、高級ブティック周辺での詐欺に注意。
ホテル価格状況
シャンゼリゼ通り、フォーブール・サントノレ通り沿いの五つ星ホテル、ビジネス客向けの高級チェーンホテルが多い。 超高価格。ビジネス需要も高く、平日も高値傾向。
高級中心 €250〜€700。
9区:オペラ・ガルニエ – 劇場とショッピング街
特徴・雰囲気・歴史
ギャラリーラファイエットなど、大型デパートが集中。
観光スポット(3つ)

グレヴァン博物館
治安状況
百貨店周辺、地下鉄の駅(サン・ラザールなど)周辺でスリや押し売りに注意。
ホテル価格状況
オペラ座、デパート周辺。ビジネス客や買い物客向けの中〜大型の国際チェーンホテルが多い。 中〜高価格。ビジネス需要が高く、予約時期による変動が大きい。
中価格帯 €130〜€250。
10区:カナル・サンマルタン – 若者とカルチャーの街
特徴・雰囲気・歴史
運河沿いが人気でカフェ文化が発達。
観光スポット(3つ)
サン・マルタン運河(映画アメリで有名)

サン・ヴァンサン・ド・ポール教会
治安状況
駅構内および周辺は、パリで最もスリ・置き引きが多い場所の一つ。夜間は運河沿いでも注意。
ホテル価格状況
北駅・東駅周辺。駅近の機能的なビジネスホテルや、低価格な宿泊施設が多い。サン・マルタン運河沿いにはお洒落なホステルも。 中価格。駅周辺は選択肢が多く、価格競争で比較的抑えめ。
中価格帯 €100〜€200。

パリ旅行をこれから計画される方は、
対象別・興味別、エリア別に整理したまとめ記事も参考にしてください。
11区:バスティーユ – 夜の街・バー・音楽文化
特徴・雰囲気・歴史
バー・ライブハウスが多く若者でにぎわう。
観光スポット(3つ)

オベルカンフ通り
サン・タンブロワーズ教会
治安状況
夜間の騒音や、酔っ払いによるトラブル。若者や観光客を狙ったひったくり。
ホテル価格状況
バスティーユ、レピュブリック周辺の活気あるエリア。デザイン性が高く、若者向けのホステルやモダンな中級ホテルが多い。 中価格。コストパフォーマンスを重視する旅行者に人気。
比較的手頃 €100〜€200。
12区:ベルシー – 近代と自然の調和
特徴・雰囲気・歴史
公園や新しいショッピングエリアが多くファミリー向け。
観光スポット(3つ)
ベルシー・ヴィラージュ

<ヴァンセンヌ城>
国立図書館(近隣)
治安状況
リヨン駅周辺とヴァンセンヌの森(夜間は特に)で注意が必要。
ホテル価格状況
リヨン駅周辺やベルシー地区。大型のビジネスホテルや、ヴァンセンヌの森方面にはモーテルに近い宿泊施設も。 低価格。駅周辺を除くと、中心部に比べてかなり手頃になる。
中程度 €120〜€220。
13区:ビジネスとアジア文化の混在
特徴・雰囲気・歴史
アジア系コミュニティが大きい活気ある地域。
観光スポット(3つ)
ビュット=オ=カイユ地区
フランス国立図書館
オリンピアード地区
治安状況
比較的治安は安定しているが、駅周辺や大きなマーケットの日には警戒。
ホテル価格状況
チャイナタウン。大型の国際チェーンホテルが一部あるが、観光客向けのホテルは少なく、価格は比較的安定して低め。 低価格。中心部から離れるため、静かでリーズナブルな宿が多い。
比較的手頃 €100〜€180。
14区:モンパルナス – 芸術家の街の伝統
特徴・雰囲気・歴史
歴史的に芸術家が集まった落ち着いた住宅街。
観光スポット(3つ)


モンパルナス墓地
治安状況
カタコンブ周辺やモンパルナス駅周辺でのスリ。夜間は静かな住宅街での一人歩きに注意。
ホテル価格状況
モンパルナス周辺。落ち着いた住宅地に、家族向けの中級ホテルやレジデンスタイプのアパルトテルが多い。 中価格。中心部より価格が下がり始め、長期滞在にも向く。
中価格帯 €120〜€220。
15区:閑静で地元感の強い住宅街
特徴・雰囲気・歴史
観光地ではないが暮らしやすく落ち着いている。
観光スポット(3つ)
パルク・アンドレ・シトロエン
ボーグルネル・ショッピングセンター
国際大学都市(近い)
治安状況
最も治安が良いとされるエリアの一つ。観光客は少ないため、大きな問題は少ない。
ホテル価格状況
パリ最大の住宅街。観光客が少なく、一般的な中級のチェーンホテルやレジデンスが多く、広めの客室を持つホテルが見つかりやすい。 中価格。パリの中では最もコストパフォーマンスが良いエリアの一つ。
中〜高価格帯 €150〜€250。
16区:高級住宅地 – 上品で静かなエリア
特徴・雰囲気・歴史
緑多く富裕層が多い区。
観光スポット(3つ)

治安状況
非常に治安が良いが、トロカデロ広場はスリが多い。
ホテル価格状況
パリで最も富裕な閑静な住宅街。観光客向けよりは、長期滞在型のアパルトテルや、落ち着いた高級ホテルが多い。 高価格。中心部に比べると選択肢は少ないが、質が高い。
高級寄り €200〜€500。
17区:新旧が混在する落ち着きのある街
特徴・雰囲気・歴史
家族層が多く、モンソー公園が美しい。
観光スポット(3つ)

バティニョール市場
旧証券取引所跡
治安状況
ほとんど住宅街で比較的安全。人通りの少ない夜道は注意。
ホテル価格状況
西部の閑静な住宅街。ビジネス客や家族連れ向けの清潔で快適な中級ホテルが中心。 中価格。中心部から少し離れるため、価格は抑えめ。
中価格帯 €120〜€220。
18区:モンマルトル – 芸術と観光の人気エリア
特徴・雰囲気・歴史
丘の上に広がるアートの街。
観光スポット(3つ)


ルピック通り
治安状況
サクレ・クール寺院周辺、ムーラン・ルージュ周辺はスリ、ミサンガ詐欺、押し売りが非常に多い。夜間は特にピガール周辺の路地は注意。
ホテル価格状況
モンマルトルの丘。観光地周辺には個性的なブティックホテルもあるが、外周部には安価なホテルやホステルが多い。 低価格。エリア内で価格差が大きい。低予算滞在の選択肢が豊富。
手頃〜中価格帯 €100〜€180。
19区:パークとカルチャーの多様性あふれる区
特徴・雰囲気・歴史
移民が多く多文化的。
観光スポット(3つ)
ビュット=ショーモン公園
パリ・フィルハーモニー(ラ・ヴィレット公園内にある「シテ・ド・ラ・ミュジック」(1997年開業)内の施設 )
ラ・ヴィレット公園

治安状況
他の区に比べ犯罪率が高め。特にメトロの終点付近や公園の夜間は注意。
ホテル価格状況
ラ・ヴィレット公園周辺。再開発地域に大規模なチェーンホテルや、ホステルが多い。 低価格。中心地へのアクセスはやや不便だが、その分安い。
手頃 €90〜€150。
20区:ベルヴィル・メニルモンタン – 多文化とアートの街
特徴・雰囲気・歴史
芸術家と移民コミュニティが混ざり独特の雰囲気。
観光スポット(3つ)

ベルヴィル公園
メニルモンタン通り
治安状況
場所によって治安が不安定。ペール・ラシェーズ墓地周辺は比較的安全だが、ベルヴィルやメニルモンタンの夜間の路地は注意が必要。
ホテル価格状況
パリの庶民的な下町。小さな独立系の安価なホテルやホステルが多い。地元の生活体験を重視する層に人気。 低価格。パリで最も手頃な価格帯が見つかるエリアの一つ。
比較的手頃 €90〜€160。
パリ旅行をこれから計画される方は、
対象別・興味別、エリア別に整理したまとめ記事も参考にしてください。

